雨ニモマケズ、ヒルニモマケズ

入梅後も絶好調!?2週連続の安部奥とビアガーデン


先週の鳩胸尾根に続く知られざる安部奥の秘境を探訪。朝6時静岡駅集合。今にも泣き出しそうな空を見上げて僕らは車に乗り込みました。さて今日の尾根はどんな尾根だろう?【報告フル】

6/26 三郷川源流尾根/湯の森尾根 【マツ/フル】

湯の森から三郷川沿いに延びる林道はやや荒れてタイヤのパンクが気になりますがほぼ終点まで車を入れ、7:20登山開始。地図を見ながら目指す尾根を探すもいきなり間違って仕切りなおし。車の中からも読図しないとこんなハメにあいます。取り付きを探りながら沢沿いを進むと靴に5匹以上のヒルが!とりあえず河原に下りてヒルを取りますが、予想以上に強力なヒルの歓迎にルートの求め方を制約されます。草ヤブを嫌い杉林を上り始めますがやはりここにも!!標高を上げればいずれ消えるはずと先を急ぎましたがこの源流尾根は1200mぐらいまでヒルのエリアでした。

植林は1100m付近から自然林に変わりなかなかいい雰囲気に。クマザサは鳩胸尾根同様ありますがそれほど苦にはなりませんでした。1250m付近から特有の二重稜線が現れ、三郷川の源流も付近に流れるようになります。あとは主稜線まで250m、ここからは快適な森の尾根歩きで程なく県民の森から伸びる遊歩道に出ました(11:00)

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安部奥に限らず南アルプスの特徴とも言える二重稜線。典型的な地すべり地形

さて下りは湯の森に一直線に伸びる湯の森尾根。道は無いと思った方が良く、取り付きがやはり課題となり、読図力が試されます。相棒のM氏がここで積極的に先頭に立ちました。ヤブ尾根の下降で先頭に立つのはなかなか出来ない芸当ですが、彼もずいぶんと慣れてきたのかしばらくトップを譲りませんでした。テープなどもあり比較的歩かれている尾根ではありますが、僕らはそのテープを無視して源流尾根の取り付きに向う尾根に入り込みます。このあたりがとてもスリリング。地形図と一致した場所にたどり着くとホッと一息であとは気楽に尾根を辿りました。

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三郷川の源流の流れ。興味を惹く沢はここだけではない

14時ちょうどに車に到着し、黄金の湯で汗を流した後はお待ちかねのビアガーデン。朝の曇りがうそのように晴れ、風が抜ける気持ちのよい屋上で、グイグイとジョッキをあおりました。うーんウマイッ!またまたいい一日を過ごしちゃったね。



グラビスbyぶなのとも舎
古川 賀英(フルちゃん)
メール grabis.by.buna@cy.tnc.ne.jp


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2011年06月27日 Posted by山酔会活動報告 at 22:08 │Comments(0)ヤブ尾根

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