立岩でアルパインクライミングスクール

今年もいい仲間が集まった!
会員の北原さんとザイルを組んだよ!

5/15の日曜日は静岡市山岳連盟が主催するアルパインクライミングスクールに講師としてフルちゃんが、そして当会会員の北原さんも生徒として参加して外岩場初体験の北原さんと一緒に登りました。参加者は講師、サポーターを含めると20名以上となり今年のスクールも大賑わいの盛り上がりを見せています。北原さんとは午後一番で2ピッチですがザイルを組ませていただきました。はじめたばかりで面食らったかも知れませんが、こんな楽しみ方もあるんだとご理解いただいた次第です。北原さんありがとう!【報告フル】

まずは主任の藤ヶ谷氏より諸注意の説明

トップロープで実際の岩に触れます

懸垂下降中の北原さん

山頂に向うメンバー

山頂でお昼です。気持ちのいいところです

この日はトップロープ、ビレイ、懸垂下降の体験のほか、午後にはリードクライミングのフォローも体験しマルチピッチのシステムの説明まで進んで効率の良いスクーリングが出来ました。次回は6/12の十二ヶ岳ですが山酔会の定例ハイキングと重なるため双方のスケジュールを調整します。

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しずおか山酔会ホタル鑑賞会のお知らせ

藤枝市岡部町の朝比奈川にホタルを見に行きます。日程は6/4(土)6/11(土)の夕方19時より21時頃までで各自の車を使います。集合場所等は追ってお知らせしますのでお友達をお誘い併せの上ご参加ください。


グラビスbyぶなのとも舎
古川 賀英(フルちゃん)
メール grabis.by.buna@cy.tnc.ne.jp  

2011年05月15日 Posted by 山酔会活動報告 at 20:21Comments(0)アルパインクライミング

今が満開!岩岳山のアカヤシオ

これがアカヤシオ
ちょっと本格的な山もみんなで登れば楽しいハイキング
5/8の定例ハイキングはアカヤシオで有名な春野町にある岩岳山に行ってきました。参加者はご家族も含めた総勢8名!またまた賑やかなパーティーとなりました。【報告フル】
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5/8 静岡県春野町 岩岳山
参加者 マツ フル タダ タク リエほかご家族3名

静岡を7時半に出発。1号線バイパスから大井川沿いに上って下泉で362号線で久保尾―久保尾辻―麦島―大村からキャンプ場のシンフォニーの看板に従い山道に入ります。大村から約10分で岩岳山登山口に到着。寂しい山の中に突然現れたマイカーの群れに驚きました。そこから林道を1時間歩くとかつての登山口だった小俣営林署跡地に到着。大休止です。

登山道が崩壊しているとの案内板が不気味ですがいけるところまでとスタート。小俣川を渡ると尾根に取り付きストックを利かせて急な斜面を登ります

斜面の道から稜線上に抜け出たところが荷小屋峠。時間はすでに12:30ですがゆっくり休みます。岩岳山方面を見ると斜面が赤く染まっており気になります。フルチャンは実はアカヤシオを見るために過去岩岳山に登っているのですが初心者だったその頃はきつかった思い出しかなく、花の姿がまったく記憶されていないので、ミツバツツジとアカヤシオの違いがどうなのか実はこのときまで分かりませんでした。でもやっと積年の疑問が解けました。これがアカヤシオです!!

思ったより大きな花で桜かモモを思わせる姿は強い風にも負けない力強さで、これがツツジ!?と目を疑うほどです。色は濃い目のピンクから淡いものまでバリエーションがありますが概ね桜のピンクと同じ色。でも満開時の艶やかさは山桜をしのぐほどで遠目から見た岩岳山が赤く染まるのもなるほどと納得です



エリアは1300mの上下100mの標高に限られ周囲を見渡してもここから南の入手山までで終わりです。山頂の少し手前で狭い登山道脇ですがアカヤシオを見ながらお弁当にしました

元気なM家のエリカちゃん。ストックがさまになっています





こんな急なところに生えるのが特徴でもあります



入手山の山頂。もう少しがんばろうね!


帰りは同じルートを取らず南の尾根に取ります。2箇所ほど急な斜面があり苦労しましたが、17:00に無事駐車場に到着。皆さんお疲れ様でした!
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山酔会ホタル鑑賞会のお知らせ

藤枝市岡部町の朝比奈川にホタルを見に行きます。日程は6/4(土)6/11(土)の夕方19時より21時頃までで各自の車を使います。集合場所等は追ってお知らせしますのでお友達をお誘い併せの上ご参加ください。

グラビスbyぶなのとも舎
古川 賀英(フルちゃん)
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2011年05月14日 Posted by 山酔会活動報告 at 17:52Comments(0)樹木/お花

北アルプス抜戸岳東尾根

GW山行報告/これからが底雪崩の本番!

北アルプス抜戸岳東尾根
5/3~4 メンバー マツ フル
GWはやっぱり北アルプス!。昨年の白馬双子岩尾根に続き今年は抜戸岳東尾根に照準を定めました。ここは2年前の冬、雪崩で2人の岳友が消えてしまったところで、当時のさまざまなモヤモヤした気持ちに区切りをつけたいと言う僕ら2人の思いから企画しました。さてどんな山になったでしょう?【報告フル】
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前夜発で岐阜県新穂高温泉のホテルニュー穂高前まで車を入れ車中泊。気温は0度近くまで冷え込みました。朝6時にホテルに挨拶をして出発。天気はまずまずですが今年は林道が雪で埋め尽くされており注意が必要。迫力の穴毛谷を通過し右岸に渡ったところで休憩。さらにワサビ平小屋まで進みます(7・20)

下抜戸沢の大デブリを越え遭難現場を前にします。ここ蒲田川左俣はほとんど抜戸側からの雪崩が注意の対象となりワサビ平小屋からは歩きにくいデブリを左上方に目を向けながら進むのがなかなか大変。時折踏み抜いてバランスを崩しそうになります(8・00)

2年ぶりに訪れた岳友2名の発見現場付近に雪と枯れ枝でささやかな墓標を立てました

さていよいよ取付きます。余裕をかましてポーズをとるのもつかの間、驚きと緊張の景観に一変します。下部100mを過ぎたところから樹木がほとんど見られなくなり代わりにぱっくりと口を開けたクレヴァスが幾条も現れ、今にも雪崩れるぞと僕らに威圧感を与えます。時間が経つにつれ雪が軟らかくなりクレヴァスの通過も困難になってきます


約300mの恐怖の雪壁帯をクリアしてようやくリッジの上を歩くようになり、なんとか1張りのテントスペースを見つけ、本日のアルバイトを終了し、明日朝一番で下降することに決めました。時間はちょうど12時。そこも多分落ちないだろうと言う程度のところでやはりクレヴァスの脇です(2380mくらい。手にするカッパは股がサバケてしまいました)
でもテントの中は極楽スペース。昼からビールをあおります。緊張感はどこかへ行ってしまいました。

テントからは槍~穂高までが一望でき「槍ヶ岳・ビューホテル」と言ったところ。夕方に向かい雲が厚くなり夜半は雨になりました。冷え込みのためM氏はよく眠れなかったようです

朝3時半起床。起床予定の4時を待てずM氏が起き出し食事を始めます。5時前には明るくなったためテントの撤収を開始。クレバスに用を足し準備完了!雪は予想通りカチカチのコンディションでこれなら大丈夫!と勇気が出ました。急な斜面でしたがアンザイレンせず下ります。下部ではザイルでビレイしながらのツルベ下降。70~80mでピッチを区切ること3度。1時間ほどで安全な秩父沢の雪渓に降り立ちました


ホッとして見上げる尾根は優しい、むしろたおやかにさえ見えるのですが、一見優しいように見えるのは僕らが油断する隙を作らせるワナだったのかも知れません。このあたりを攻略するのなら秩父沢雪渓をベースとした速攻日帰りがいいと思いますが、すっきりとした雪稜と言うのは付近にあまり無く特に東尾根は要注意です。ふたたび墓標で下山を報告。2人の冥福を祈り、新穂高に向いました。以上!!
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松本で見つけたこだわりのお店
とり麺や五色
ホテルニュー穂高の渋い露天風呂で汗を流し10時過ぎに車で戻ります。上高地に向う車の渋滞を横目に1時間半で松本へ。松本市街地が混雑で観光もままならなかったですが、たまたま寄った小さな鳥メン屋「五色」は健康志向のこだわりラーメンで売り出し中だそうです。鳥のみのダシはコラーゲンたっぷりで全粒紛の小麦粉と五穀米、地元産軍鶏、地元産野菜を使用しトッピングを自由に選べるのも面白かったです。写真撮ればよかったね。(長野県松本市白板1-1-13)

グラビスbyぶなのとも舎
古川 賀英(フルちゃん)
メール grabis.by.buna@cy.tnc.ne.jp  

2011年05月05日 Posted by 山酔会活動報告 at 11:48Comments(0)アルパインクライミング