ジャンダルムへの道Ⅲ「新穂高の春」

遭難ニュースに納得/山に無理は禁物だね!
穂高岳飛騨側は岩やヤブの宝庫
やっぱりBC滞在型で2ルート攻略が定番か?

蒲田川右俣林道を戻る
前日就寝したのは17時頃。起き出したのは朝の5時。睡眠時間12時間というのも山特有の現象です。夜半の雪はテントにも積もり何度か小用で起きた際には雪をはらいました。朝目を覚まして山を見るとしっかりとガスがかかって風もあることから、中止を宣告。そのあともう一度寝なおして7時ごろ撤収を始めます。朝は気温も低いため雨や雪崩れの心配はなく、気楽に行動できます。でも下りも気を抜けないルートファインディングが待ち受けます【報告フル】
5/4~5 ジャンダルムへの道Ⅲ「新穂高の春」


テン場より見る飛騨尾根の様子

下山開始(7:28)

蒲田富士側の斜面から見る飛騨尾根。取り付きはそう難しくない

白出大滝を巻く一般道。雪があるとほとんどルートは分からない

西穂沢付近まで戻ると飛騨尾根がよく観察できる。写真三つの尾根のうち真ん中が飛騨尾根のC尾根。下の三角のピークが小ジャンでありその上がT2と推察される。この写真で見る限り目標のC尾根はほとんど岩壁を絡まず乗ることが可能で、好きなラインをセレクトして岩稜を辿ることが出来そうだ。取り付きは天狗沢側が容易そうなのでテントも無理せず天狗沢出合付近に設置するのがスマートな気もする

穂高平小屋から見る蒲田富士。その向こう側が滝谷でそそる

コゴミを採りながら下って12時に駐車場に到着。そのまま新穂高温泉の深山荘に入りました。蒲田川の脇に設置された外湯(¥500)が人気ですが、僕らは内湯のみ利用

採集したコゴミは100gづつパックに詰め、市場に出荷。静岡には18:30ごろ着きました。同行のイトさん。登れなかったけど楽しい山行をありがとう!新穂高から登る穂高は他にも面白そうなルートがいくつもありそうで、今後企画に出される予感がします。夏にもう一度やろうね!

【ジャンダルムへの道Ⅲ 新穂高の春 おわり】


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グラビスbyぶなのとも舎
古川 賀英(フルちゃん)
メール grabis.by.buna@cy.tnc.ne.jp
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2012年05月10日 Posted by 山酔会活動報告 at 19:21アルパインクライミング