南のクラシックルート「鳥小屋尾根」完登!
スケール/野生度/アドヴェンチャー性/どれをとっても申し分なし!
本格山屋の登竜門たれ!/しずおか山酔会の真髄かっ!?
いやいやどうも。毎週末がメチャハードなフルちゃんです。7/22の日曜日はいまいち天候が不順でしたが僕らの山は最高でした!ターゲットは南アルプス茶臼岳に畑薙よりダイレクトに突き上げる通称「鳥小屋尾根」。ヤブ尾根派の皆さんはすでにご経験のある人気ルートですが、なかなか魅せてくれましたよ。ヤブ尾根に入ろうとするものは一度はやっておくべき大変秀逸な一本です。この山を物語る僕らの表情に要注目!【報告フル】
7/22 南アルプス茶臼岳「鳥小屋尾根」
【参加者 フル マツ ほか1】
しずおか山酔会ハイキングによく参加してくれるHIROが本日のゲスト。トレランで鳴らした足は折紙つきの健脚山ガールで僕らと互角以上の実力の持ち主。でも本当の実力は女性らしい気配りの効いたメンバーシップで、山ガールの指標となるべき人物です。ん…ちょっと褒めすぎか?
畑薙ダムサイトで泊まりました。朝食を済ませたらいざ出陣!
沼平のゲートを過ぎ、大吊橋の手前に車を捨てます。最初の関門はなんと言っても大吊橋。向こうの稜線が見えてるよ
茶臼岳に向う登山道を登り最初に出会う送電鉄塔が鳥小屋尾根の取り付きです。今を遡る55年前、昭和32年の静岡国体の山岳部門のコースとして開拓された経緯を持つのがこの鳥小屋尾根。このほかに大無間、青薙山など数ルートが開拓されコースとして使われましたが、その後は一部のマニアのみが辿るバリエーションとなってしまいました。55年前の登山のムーヴメントを探る一日でもあります
特徴的に現れるいくつかのガレ。これに付随するかのように尾根には顕著な二重稜線が現れます。もっとも規模が大きいところで10Mぐらいの窪みが確認できました。南の特徴とも言えます
三角点のある畑薙山(1835m)に到着(0745)。スタートから2時間ですからペースはまずます。レトロな看板はまぎれもなく国体当時のものです。(実際には地面に落ちていました)
尾根は快適そのものですが時折急な斜面に手こずります。2000Mを過ぎると南らしい針葉樹の森となり変化のある地形は僕らを飽きさせません。ポッと明るいところにはワラビが繁茂し僕たちの足を止めました。オムスビ型の岩がアクセントの素敵な平地(2250M/0939)
2300Mからは慎重に進みます。これまではっきりしていた踏み跡や切り開きは曖昧となってバリエーションの風格が出てきます。厄介な灌木帯もそれほど大きくは無く少しの苦労で楽しく歩けます。でも天気は雨となり僕らの体はビショビショ…。おっ!森林限界を抜けたぞ
茶臼岳ピークの南面は凹地となっておりハイマツもさることながら豊富な高山植物に溢れていました。花の名前がバンバン飛び出てルートファインディングがおろそかになります。あの岩を目指そう!とラインを決め懸命に進むと…?
ドンピシャリ!山頂標記に抜け出ました。フルも感動の茶臼岳ダイレクトラインの完成です(1048)。苦労はあっても段取りどおりの遂行に満足感120%
茶臼岳小屋には仲間のKさんやY嬢を訪ねました。小屋主任の高橋さんはフルも面識があり久々の再会にラーメンとビールをご馳走になりました。1時間ほどでしたが暖かく迎えてくれて本当にありがとうございました。
1000M下って横窪沢小屋に寄ります。通りすがりの登山者に無料でお茶をサービスしてくれました。こんどはここに泊まりたいね!
ヤレヤレ峠とはなかなかなネーミングです。ここまで来るとたしかにヤレヤレなんです。(1450)白樺荘で温泉に入って、予定通り静岡の「ヨコタ」で乾杯!(1830)マツちゃんは気持ちよく電車で帰りました。これぞ!山酔会スタイルの真髄だっ!ほんと…僕らッてハードなアホウだね(それはお前だけだ…と彼は言っているでしょう)
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しずおか山酔会7~8月のプラン
7/28~29 山デビュー徹底応援P「富士山」(フル 有料企画)
8/4 st.JAZZ &「8月定例会」場所 葵区青葉通り 集合16時~ボチボチ
8/5 富士山市兵衛沢バリエーションハイキング【part2】(中級 日帰り)+清水海上花火大会(フル マツ ほか)
8/12~16 夏山山行 聖平バリエーションハイキング(初級~山小屋泊2泊~3泊 ご相談に応じます)
8/19 未定
8/25~26 富士山キノコ採り山行(初級~須走口山小屋1泊)
集合 静岡駅7時(車でアプローチ)須走口五合目10時
行程 須走登山口…小富士…六合長田山荘(宿泊・キノコ勉強会)
※翌日滑沢バリエーションハイキングを予定(7合目往復)。当会のメンバーは全員出席して欲しい富士山の魅力を味わい尽くす須玉の一本!山小屋宿泊費およそ¥8000
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グラビスbyぶなのとも舎
古川 賀英(フルちゃん)
メール grabis.by.buna@cy.tnc.ne.jp
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本格山屋の登竜門たれ!/しずおか山酔会の真髄かっ!?
いやいやどうも。毎週末がメチャハードなフルちゃんです。7/22の日曜日はいまいち天候が不順でしたが僕らの山は最高でした!ターゲットは南アルプス茶臼岳に畑薙よりダイレクトに突き上げる通称「鳥小屋尾根」。ヤブ尾根派の皆さんはすでにご経験のある人気ルートですが、なかなか魅せてくれましたよ。ヤブ尾根に入ろうとするものは一度はやっておくべき大変秀逸な一本です。この山を物語る僕らの表情に要注目!【報告フル】
7/22 南アルプス茶臼岳「鳥小屋尾根」
【参加者 フル マツ ほか1】
しずおか山酔会ハイキングによく参加してくれるHIROが本日のゲスト。トレランで鳴らした足は折紙つきの健脚山ガールで僕らと互角以上の実力の持ち主。でも本当の実力は女性らしい気配りの効いたメンバーシップで、山ガールの指標となるべき人物です。ん…ちょっと褒めすぎか?
畑薙ダムサイトで泊まりました。朝食を済ませたらいざ出陣!
沼平のゲートを過ぎ、大吊橋の手前に車を捨てます。最初の関門はなんと言っても大吊橋。向こうの稜線が見えてるよ
茶臼岳に向う登山道を登り最初に出会う送電鉄塔が鳥小屋尾根の取り付きです。今を遡る55年前、昭和32年の静岡国体の山岳部門のコースとして開拓された経緯を持つのがこの鳥小屋尾根。このほかに大無間、青薙山など数ルートが開拓されコースとして使われましたが、その後は一部のマニアのみが辿るバリエーションとなってしまいました。55年前の登山のムーヴメントを探る一日でもあります
特徴的に現れるいくつかのガレ。これに付随するかのように尾根には顕著な二重稜線が現れます。もっとも規模が大きいところで10Mぐらいの窪みが確認できました。南の特徴とも言えます
三角点のある畑薙山(1835m)に到着(0745)。スタートから2時間ですからペースはまずます。レトロな看板はまぎれもなく国体当時のものです。(実際には地面に落ちていました)
尾根は快適そのものですが時折急な斜面に手こずります。2000Mを過ぎると南らしい針葉樹の森となり変化のある地形は僕らを飽きさせません。ポッと明るいところにはワラビが繁茂し僕たちの足を止めました。オムスビ型の岩がアクセントの素敵な平地(2250M/0939)
2300Mからは慎重に進みます。これまではっきりしていた踏み跡や切り開きは曖昧となってバリエーションの風格が出てきます。厄介な灌木帯もそれほど大きくは無く少しの苦労で楽しく歩けます。でも天気は雨となり僕らの体はビショビショ…。おっ!森林限界を抜けたぞ
茶臼岳ピークの南面は凹地となっておりハイマツもさることながら豊富な高山植物に溢れていました。花の名前がバンバン飛び出てルートファインディングがおろそかになります。あの岩を目指そう!とラインを決め懸命に進むと…?
ドンピシャリ!山頂標記に抜け出ました。フルも感動の茶臼岳ダイレクトラインの完成です(1048)。苦労はあっても段取りどおりの遂行に満足感120%
茶臼岳小屋には仲間のKさんやY嬢を訪ねました。小屋主任の高橋さんはフルも面識があり久々の再会にラーメンとビールをご馳走になりました。1時間ほどでしたが暖かく迎えてくれて本当にありがとうございました。
1000M下って横窪沢小屋に寄ります。通りすがりの登山者に無料でお茶をサービスしてくれました。こんどはここに泊まりたいね!
ヤレヤレ峠とはなかなかなネーミングです。ここまで来るとたしかにヤレヤレなんです。(1450)白樺荘で温泉に入って、予定通り静岡の「ヨコタ」で乾杯!(1830)マツちゃんは気持ちよく電車で帰りました。これぞ!山酔会スタイルの真髄だっ!ほんと…僕らッてハードなアホウだね(それはお前だけだ…と彼は言っているでしょう)
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しずおか山酔会7~8月のプラン
7/28~29 山デビュー徹底応援P「富士山」(フル 有料企画)
8/4 st.JAZZ &「8月定例会」場所 葵区青葉通り 集合16時~ボチボチ
8/5 富士山市兵衛沢バリエーションハイキング【part2】(中級 日帰り)+清水海上花火大会(フル マツ ほか)
8/12~16 夏山山行 聖平バリエーションハイキング(初級~山小屋泊2泊~3泊 ご相談に応じます)
8/19 未定
8/25~26 富士山キノコ採り山行(初級~須走口山小屋1泊)
集合 静岡駅7時(車でアプローチ)須走口五合目10時
行程 須走登山口…小富士…六合長田山荘(宿泊・キノコ勉強会)
※翌日滑沢バリエーションハイキングを予定(7合目往復)。当会のメンバーは全員出席して欲しい富士山の魅力を味わい尽くす須玉の一本!山小屋宿泊費およそ¥8000
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グラビスbyぶなのとも舎
古川 賀英(フルちゃん)
メール grabis.by.buna@cy.tnc.ne.jp
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ジオハイクに行こう/池の平焚き火キャンプ【その3】
山酔会流マッタリズム!池の平焚き火キャンプ【その1】
雨の二王山~込岳バリエーション
竜爪山バリエーションハイキング
秘境部落「小猿郷」から無双連山
展望はピカイチ/使える里山「大山」
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